硫黄山の噴火は1768年以来、250年ぶり。噴煙は高さ約500メートルまで上がり、周辺に噴石が飛んだ。地下水がマグマの熱で急激に膨張したことで発生する水蒸気噴火とみられる。(西日本新聞記事)
昨年からの新燃岳の活発な噴火に合わせて硫黄山の噴煙も上がっています。十数年にも渡って消えていた硫黄山の噴煙ですが今後どうなるか見守る必要があります。
えびの高原は山岳宗教の聖地でもあり、たくさんのお地蔵が祭られています。
写真は賽の河原といって、供養のために人々が石を積んだ跡がたくさんありました。
えびの高原は川湯や湯煙など自然に囲まれた景勝地で、霧島一番の観光名所でした。かつて有名な露天風呂があり、年間30000人の湯治客や観光客が入浴する人気スポットでしたが、1996~7年頃から温泉が自噴しなくなり、今は廃墟となっています。また硫黄山周辺のあちこちから上がっていた噴煙もすっかり消え失せました。